発表会リハーサル完了!みんなの成長ストーリー
こんにちは、Gorin Music Studioの神保 慎一郎です。
このブログではスタジオの様子や私神保が何を考えているのか?
どんな経験をしてきたか?
今何考えているのか?
そんな日記的なブログです。
どうぞお楽しみください。
リハーサル無事終了!長い道のりを振り返って
先日6月に行われる発表会のリハーサルが終わりました。無事終わりました。みなさんとは曲を決めるところからのストーリーです。今回は色々あって、、、発表会を延期したので曲決めてから長かったです。かなりのんびり練習してきました。とは言え、、春前頃からはいつもの発表会前のあつい感じでした。生徒さんが目の前でどんどん成長していく姿に付き添えるのは講師冥利に尽きますね。
小学生男の子の大逆転劇
小学生の男の子。発表会出演を決めたのは小学校入学前の年長さんのころ。4月の段階では曲は全く手が付けられていない感じ。基本のリズムを曲に合わせられるように練習しているような段階でした。いろんなフレーズには手が付けられていない状態でした。どうしようか。。。間に合うか?ずっと悩んでいました。
講師として大切にしていること
でも。絶対にこちらが焦らない。それは強く私の中で決めていました。こちらが焦ると絶対に伝わる。それは本意ではない。したくない。でもペース上げなきゃ。。このジレンマに振り回されそうでした。
新しいアプローチの大発見
そこで今回初めての試みとして今までにやったことの無い筋道でアプローチしてみました。レクチャーの順序を変えたんです、いつもと。いつもは基本的なリズムをクリアしてからもろもろのフレーズに手を付けていくのですが、、つまり曲のリズムに乗れるようにしてからフレーズの練習をしていました。まずリズムに乗ることに重きを置いていました。それは今でも変わりません。が。。。そうなる事、リズムに乗ることを違うアプローチをしてみようと試みました。いつもとは順番が違います。それを試してみました。
奇跡の瞬間!一気に開花
もうGW空けてすぐぐらいでしょうか。。。すると、、なんとこれが効果ありました。ついにリズムに乗ることが出来たんです。その瞬間を目の当たりにすることもできました。いやーーそこからが早かった。一気に曲の進捗が進みます。その日のうちに音源に合わせられるようになりました。どうやら作戦成功です。ふぅ。。。よかった。もう長年この仕事をしていますが、、新しい発見でした。まだまだですな、私。。でもほんと良かった。
そんな彼はリハではなんとかクリア。もちろん間違えた個所はありましたが、、でもそれは時間が解決してくれるレベルです。"できない"と"間違えた"は違います。間違えたなら間違えなければいいだけの事です。本番までもう2週間ですが、最後の追い込みです。こちらが焦ることなく仕上げることができよかったです。がんばれ少年。
生徒さんの情熱あふれる挑戦
年配の男性の生徒さん。今回の発表会は2回目です。テンポも遅くなくビートもしっかりとしたノリのいい曲です。ご自身が若いころに好きだった(今でも)アーティストの曲です。
最大の難関:印象的なイントロ
一番の難関はイントロです。ドラムだけのフレーズで始まります。めちゃ短いドラムソロっぽい感じ。しかもちょっと難しい。けど派手な感じで聞いている人にインパクトを与えるフレーズです。ファンにしてみればこのドラムのフレーズを聞けば"あの曲!!"ってすぐわかるくらいのインパクトです。レッスンではかなり時間を掛けて練習した結果、なかなかいい感じに仕上がってます。
リハーサルでの素晴らしい演奏
あとはバンドのメンバーと一緒に演奏した時にどうなるか?です。が、、、私はあんまり、と言うか、、まったく心配していないです。生徒さん自身はそうではない感じでしたが、、、思った通りリハーサルでは問題なかったです。厳密にいったら細かいことはありますが、、大丈夫です。熱はこもっている演奏でした。これが大事。そのフレーズにかける気持ちが大事。ロックですから。奏法的な、テクニカルなことはありますが、もっと大事なことがたくさんあります。そこはちゃんとクリアしています。ライブですから、ロックですから。
ドラマーとして最も大切な安定感
このイントロのドラムのフレーズをクリアするとそのあとはビート中心の曲になります。ご本人あまり自覚がないようですが、このビートがとてもしっかりしています。安心して聞いていられます。これとても大事です。言い換えるとメンバーも安心して演奏できる、安心して歌える、です。これドラマーにとってとってもとっても大切なことです。そんな感じで物凄い振れ幅で上達されています。本番が楽しみですね。
次回予告
今回はここまでです。次回も本番まで個のリハーサルの様子をお伝えしていこうと思っています。次回もお楽しみに!!!